リビングのDIYで一番楽勝だと思っていた壁紙の張替え。
我が家は家中同じ白い壁紙が貼ってあって、トイレと洗面所は自分で剥がして張替え完了済み。
で、いよいよクロス貼っていくか~って試してみたら、びっくりするくらい壁紙が剥がれない。
壁紙が剥がれずに最終的には業者さんに下地処理を頼むことにしたんだけど、せっかくなのでそこまでに試した方法や、考えられる対策などご紹介します。
「壁紙が剥がれない!」リビングの壁紙張り替え
めちゃめちゃ剥がれにくい。
なんとか1時間くらい格闘して幅90センチくらいの壁一面すら剥がせない。スクレーパーでグイッと剥がそうとしても、入らない。壁を傷めそう。
少しとっかかりができても
こんなくらいにしか剥がれない。。。
スクレーパーでやっても、やっと指の爪くらいのサイズ感でしか剥がれないんだもの、こりゃ無理だぞ。
トイレや洗面所の壁紙張り替えのときは、もっとベリベリっと剥がれたんだけど、今回は全く手応えなし、剥がせる気がしない。同じ壁紙なんだけどなぁ。
エアコンや暖房を付ける部屋だから、乾燥しているというのもあるのかな。たぶん安くて薄い壁紙を使われたんだな。
壁紙が剥がれないときの対処法を試してみた結果
「壁紙 剥がれない」って検索してがんばって対処法を探してみたところ
- 水分を与えてみる
- ドライヤーで温風を当てる
といった方法が見つかった!
なるほど、たしかに乾燥してカピカピしてるから、水分を含んだタオルなんかで表面をなでたり、水分を与えてあげるわけだ。
ただ、下地が石膏ボードの場合は、これはNG。石膏ボードは水分とか湿気に弱いので。
でも、素人には石膏ボードが入ってるかどうかなんてわからないからね、ちょっとだけ試したけど、少し壁紙が柔らかくなるかなぁって程度で、我が家の壁紙にはほぼ効果なしでした。
ドライヤーに関しては全くだめでした。あくまえでも我が家の場合ですけど。
それにもしこのどっちかの方法でできたとしても、12畳のリビングの壁紙をこんなチマチマ剥がすなんて、私には無理、考えただけでやばい。絶望感が。
壁紙を剥がさずに貼る方法ってあるの?
壁紙を剥がさずに壁をリフレッシュするには、よくある珪藻土とか塗るタイプのものもあるんだけど、我が家はいずれまたリフォームの可能性があるので、これは以前に検討してやめることにしていました。
内装屋さんに塗るタイプとかペンキ塗装したあとの壁紙張り替えについて聞いてみたら、剥がれなくて大変とか、別途料金が発生するとか、っていうことになるのだそうで。何しろ固まっちゃいますからね。
それで、塗るのはだめ、でも剥がれない。
よくよく考えて、「あれ?剥がれないなら、剥がさないでこのまま上から新しい壁紙を貼ればいいんじゃないの?」って思いつきました。
そこで、いつものホームセンターに言って聞いてみたんだけど、壁紙の上から普通の生のりで貼る壁紙を貼っても剥がれてくるでしょう、とのこと。
壁紙って表面が凸凹してるものが多くてね、表面の汚れとかもあるし、貼っても剥がれやすいわけですよ。だから、普通に上から貼るっていうのはダメ。
壁紙はがし液みたいなものもあるとは言われたけど、それでもやっぱり大変そうだし、効果出るかわからないし、とにかく面積広いし、中途半端に剥がれたところ、剥がれないところとかぐちゃぐちゃになっても困る。
壁紙の上に貼れる「フリース壁紙」っていうのが売っていると言われたけど、これがめちゃくちゃ高い。自分で貼るのに業者に頼むくらいの単価がかかるんだな、これが。
それならば、今回はプロにお願いするのがベストだねってことになったんだけど、まだ続きがあるのです。
壁紙が剥がれないときのプロの対処法
私が問い合わせをした業者さんは、今回のように壁紙が剥がれない場合は、既存の壁紙にプライマーを塗って下地処理してそこから新しい壁紙を貼る、という施工をするそうなのです。そうか、それならこの剥がれにくい壁紙と格闘する必要ないもんね。
で、その相談した業者さんがとっても親切な方でね、私が自分で貼りたいなら下地だけやってもいいよって言ってくれて。たぶん普通は下地だけなんてやってくれないんじゃないかなぁ、単価数百円とかって安いし。
下地って簡単そうだけど、凸凹すれば壁紙もボコボコになるからね。さすがにリビングの壁が凸凹はいやだし、ここはお言葉に甘えることに。
ほんとは壁紙貼るまでお願いしても良かったんだけど、階段とか廊下、キッチンの張替えもお願いしてて、全部頼むと3~4日かかっちゃうってことで、それならリビングだけは自分で貼ったほうがいいなと思った次第です。
下地処理が済めば、生のりの壁紙で普通に貼れるそうなので、これでやっと解決しそう。
業者さんが言うには、壁紙が剥がれない理由で一番多いのは糊が悪いのだとか。我が家の場合は、糊も壁紙も悪い上に乾燥状態だったのでしょうね、洗面所とトイレは割と湿度があるからなんとか大丈夫だったのかな、と。
間違っても木工用ボンドとかで壁紙貼ったりしちゃいけないんですよ。壁紙って、貼るのは簡単、剥がす作業の方がめちゃくちゃ大変で時間もかかるんですから。
壁紙が剥がれないという全く予想していなかったアクシデントに見舞われて、リビングのDIYが全く進まないけど、やっと光が見えてきた。
それに、プロが下地処理するところ、見れちゃうなんてラッキー♪今後困ったとき、材料さえわかれば自分でできるかも?けどやっぱり下地は難しいかな。
せっかくなので、壁紙貼り替えを業者さんに頼む場合と、自分でやる場合、どう違うか、費用、手間、道具などなど、比較してご紹介してますのでこちらも参考にどうぞ。
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