キッチンのシンク下収納を改造したいな、とふと思い立ち、ならば一旦空っぽにしてみようってことで物を全部出してみたんだけども。
そしたら「あれ?これってキッチン水栓交換のチャンスなんじゃないの?」ってことになり、急遽ボロボロのキッチン水栓交換をすることに決めました。いや、急だったww。
洗面所の洗面台の交換を自分でやったこともあって、キッチンは楽勝でしょ!って思ったりもして。
いや、実際、キッチンの水栓交換は単純に水栓のみの交換だったし、止水栓まで交換した洗面台の何十倍も楽だった。
楽だったとはいえ、我が家は20年以上も一度も交換したことがなかったために、キッチン水栓の金具が錆びついて撤去はちょっと手こずりました。
そう、キッチン水栓の交換は、撤去さえできれば、あとは簡単なんです^^
ということで、今回は、キッチン水栓交換の水栓選びから、取り外し、取り付けまでを画像たっぷりでお届けします。お急ぎの方は目次から必要な部分をご覧下さい。
私がキッチン水栓を交換してみて、大変だったところ、注意スべきポイントなど、手順通りにご紹介するので、これから交換するつもりならどうぞゆっくり見ていって下さいね。
キッチン水栓交換のDIYでやる場合の手順
自分でキッチン水栓交換するとなると、
- 新しい水栓選び
- 旧水栓の取り外し
- 新しい水栓の取り付け
といったことがまずは必要ですよね。
最近のキッチン水栓といえば、
- シャワー付き
- タッチレス
- センサー
といったワードが目に付きます。
また、浄水器や食洗機など取り付けしたい場合は、分岐水栓も必要だったりしますね。
我が家の場合は、シャワーとかタッチレス、センサーなんていうのに興味がないこともなかったんだけど、何よりもまず食洗機への分岐水栓が必要だというのがありましてね。
その場合、分岐水栓が食洗機に対応しているものしか選べないわけですよえ。オシャレ~なキッチン水栓とかっていうのは、分岐水栓が取り付け不可だったりして、結局ごくごくシンプルな水栓を選ぶことにしました。
それも、分岐水栓付きのやつ。セットになってれば間違いないし!ってことで購入したのがこちら
これならパナソニックの食洗機のホースをカチッとつなぐだけでOK。
キッチン水栓って、やっすい輸入ものとかもあるけど、やっぱり日本の大きなメーカーのはしっかりとした取付説明書も付いてるし安心です。
キッチン水栓はそうそう頻繁に取り替えられるものじゃないし、ちゃんとしたメーカー品を選んでおいたほうが安心だと思う。
今回の費用はこのキッチン水栓と分岐水栓のセットの購入費用のみで、18,500円でした。買い足したものなどはありません。
さて、水栓が決まって手元に届いたら、早速水栓を取り外して交換だ!
キッチン水栓を取り外す方法
キッチン水栓を交換するとなると、キッチンのシンク下に潜って作業するイメージだけど、最近のはほぼもぐらずに交換ができちゃうんですよ。考えられてますね。
シンク下って、シンクの出っ張りの奥に蛇口の取り付け口があるもんだから、これ潜って作業するっていったら大変なんですよ。狭いし暗いし手は届きにくいしね。これが無いだけで、作業はグンと効率アップします。
まずは水が出ないように止水栓を止めます。
水が止まったことを確認したら、まずは、キッチン水栓の蛇口の根本のネジから外していきます。
水栓の根本のところ、品番のシールが貼っている部分がネジのカバーで、これをクルリと回すと、手前側にネジが隠れてます。
だけど、我が家の場合は20年も放置していたもんだから、クルリなんて回らず、ガッチガチに固まってました。こんなに太いのを回すレンチもないし、仕方がないので根本の裏側にある凹みの部分にマイナスドライバーでグイグイしてみたけどだめ。
それで、マイナスドライバーを当てて、金槌でマイナスドライバーのお尻の部分をガンガンと叩いてみたらやっと壊れて取れた~。このカバーは柔らかめなので、割れればパカッと外せます。
よし、ネジが見えた。早速ネジを外します。
だけど、外してもこれまたビクともしない。。。ホントはこのネジを外して、ホースを外せば全体が上に持ち上げられるはず。
いや、ほんとに取り外しが大変です。何しろ、キッチンの水回りなんて汚れが溜まりやすいし、水分油分、サビなんかも入り混じってカッチカチなんですよ。
困りました。で、水栓のレバーを持ち上げると、そこにもネジがあり、上から少しずつパーツを外していくと、こんなところまでは分解できました。なんか小さなロボ感があるな。
でも、これでも取れる気配がなく。グイグイと動かすと少しずつ動くようにはなってきた。
ここで下でつながっている給水ホースを外します。
これは洗面所とすっかり同じなのでもう慣れたものです。
プラスチックのカバーを上にずらして、金具を取り外し、排水のホースをスパナで外します。つながっている止水栓が回ってしまわないように注意して、上の部分だけ回します。
給湯の方は1本のスパナだけで外せたけど、給水の方はかなり硬くて、止水栓を押さえるスパナと、排水ホースを外すためのスパナと2本を使ってやっと取り外せました。
ついでに下の方から見てみたら、キッチン水栓の取り付け部分の金具がかな~り錆びてる。
これ、私に取れるんだろうかと不安になるけど、ここまで来たらもう後戻りはできない。
グイグイ動かしてたら、段々に緩んできて、それを続けてたらついにボロっととれた~!
こちらが下についてた金具。めっちゃ錆びてます。これじゃ、小さなロボが取れても、ネジが回らないね。良かった取れてくれて。
プロならこれ切断とかしちゃうんだろうなぁ、きっと。20年ってステンレスもこうなっちゃうのね。別に水漏れしてたわけでもないんだけど。
とにもかくにも、これでポッカリと穴が現れた。キッチン水栓の取り外しできました。あとは交換していくだけ!
パーツのサビやらガッチガチに固まってるやらで外すだけで20~30分ほどかかりました。無事取り外しができてよかった。これさえできれば、あとはできたも同然です。
キッチン水栓の交換DIY 取り付け方法
今回は、リクシルのキッチン水栓を取り付けした様子です。
アマゾンで注文していたのが届きました。ピッカピカだ~!
キッチンのシンク下に潜る必要はなく、上からの作業だけで完了します。
これが土台となる新品の部品。さっきめちゃくちゃ錆びていたものと同じパーツとは思えないほどに光り輝いていらっしゃる。
手前にネジの取り付け部分がくるように設置します。
この土台の右側のネジを外して、下についてる金具から外します。こんな感じになります。
これが下に潜らずにできる画期的な取り付け方法。これ考えた人すごいな。
こうして、ねじ込んで、つながってる方のネジをクルリと回して、
また元の形になるように外したネジをねじ込みます。これで水栓の土台がキッチン土台を上下で挟んで固定されたというわけです。
この土台の取り付けでガタツキがあったり緩みがあると、水漏れの原因になるので、ネジ山を潰さないようにしっかりと固定、さらにスパナでも少し固定します。この二段階の固定をするのがミソなんだけど、締めすぎも良くないようで、加減が難しい。あんまり締め付けすぎると、キッチン土台のステンレスがやや凹むから注意。
これが固定できたら、あとは水栓本体の取り付け。
ホースを1本ずつずらして土台の穴から通し、あとは下に出したホースを止水栓に繋ぐだけ。
まず先に、この部品を止水栓に取り付けます。白いプラスチックカバーがついてます。
このプラスチックカバーを上にずらして外して
押さえの金具も外して、止水栓に取り付け。この辺りで気をつけるのは、この青いパッキンをなくさないこと、かな。もちろんここもしっかり締めないと水漏れの原因になるので、止水栓が回ってしまわないようにスパナで押さえながら、金具を回して止めます。
できたら、ホースを取り付けます。
あとは取り外したのと反対の手順でパーツを止めていき、引っ張ってみて外れないことを確認します。
ホースが無理な角度で曲がっていないかチェック。
これくらい緩やかなカーブなら大丈夫。
分岐水栓の取り付け
キッチン水栓本体の取り付けが完了したら、続いて食洗機用の分岐水栓の取り付けです。
今回は、分岐水栓もセットのもので注文したので、外して取り付けるだけ。
左右に分岐水栓用の口があるので、取り付ける側のカバーを外します。
ここに、分岐水栓を取り付けていきます。
これもスパナでしっかりと固定。傷がつくので、タオルでカバーしながら締めていきます。
このとき、分岐水栓の角度をキープしながら固定しないといけません。できた~!
あとは、この食洗機のホースをカチッとはめるだけ。
よし、これで完了です。
通水、食洗機使用でも水漏れはないことを確認しました。
できたできた、ピカピカになって気持ちいい。
キッチンDIYでこのシンク周りもリフォームししていくつもりなので、まずは水栓がピカピカになってモチベーションもアップ。
そして後日、キッチン下の観音開き収納を引き出し収納にリフォームしました。
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