トイレの壁紙 DIY初心者の初トライ 失敗は成功のもと!

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トイレの床を貼り替えたので、次はいよいよトイレの壁紙の貼り替えです。DIY初心者でもクロスの貼り替えができるのか、どんな仕上がりになるのか、いざ、チャレンジです。

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トイレDIYでの壁紙貼り替えの手順

まずは、すでに貼ってある壁紙を剥がします。
壁の傷や穴など、段差などある部分をパテ埋めして平らしします。

どうせ貼るんだし、見えないじゃん!とパテ埋めをせずに貼っちゃうと、せっかく張り替えた壁紙に段差ができたり、空気が入ってしまったり、見た目も悪くなる原因になるんです。しっかり補修して乾かしておくのがポイントです。

また、コンセントカバーとか、トイレットペーパーホルダーとか、壁に取り付けてあるものは先に全部取り外しておきます。

トイレDIY 壁紙貼り替えに必要な道具

壁紙を貼るときに必要な道具5つ

壁紙の貼り替えに必要な道具として、ホームセンターで教えてくれたのは、

  • 撫で刷毛
  • ローラー
  • ヘラ
  • 地ベラ
  • カッター

の5つです。ホームセンターの売上のためというのももちろんあるでしょうけど、教えてもらったご恩もあって、勧められたものを素直に購入してきました。(←まんまと戦略にのってます)

トイレだけっていうなら、ヘラとかカッターとか、他のものでもできないことはないけど、いろんなところの壁紙をやる予定なら最初からちゃんと道具を揃えてもいいかと思って。安い代用品で済ませようとしたら、使いにくくて結局高いのを買う、なんて、結果損をするってことあるし。(←一番もったいない)

私はトイレだけでなく、洗面所に、さらにリビングもやるかもしれないということで、オススメの道具を揃えることにしました。道具が良ければ腕もカバーしてくれるはず、という期待も込めて!

金額的なところは壁紙も含め、最後のほうでまとめてご紹介しますね。

撫で刷毛

壁紙DIYで使用する撫でバケ

これは、空気を抜きながら壁紙を壁に密着させるために使うブラシ状のハケです。購入したのは3行ブラシ。当たりが柔らかいので、正しく使えば壁紙を破ってしまうこともないわけです。

撫で刷毛のハケ部分

壁の真ん中とかで引っかかって「ビリッ」なんてなったらショックですもんね。

床のクッションフロアを貼るときにもあると便利です。

ホームセンターで進められたのは3行ブラシ。AmazonとかではKYOKUTOのは扱いがないみたい。

ローラー

壁紙DIYで使うローラー

クロスの境目で新たに貼った壁紙の端部分をコロコロすることで、壁に圧着させ、繋ぎ目を目立たなくしてくれます。

ヘラ

壁紙DIYで使うヘラ

ヘラは、隅をしっかりくっきりさせるための必需品です。これを使うと、隅までキレイにフィットしてくれます。この先端の丸みとカーブでしっかりと端を押さえます。

壁紙DIYで使うヘラを横から見たところ

安いのでは竹べらなんかもあります。

地ベラ

壁紙DIYで使う地ベラ

ヘラでしっかりと端をフィットさせたら、次は地ベラで押さえながらカッターで、カットしていきます。この地ベラ、左側の角が丸くなってます。この丸い方を進行方向に向けてずらしながら使います。そうすることで、壁紙を傷つけないという仕組みになってます。

カッター

壁紙DIYで使うカッター

カッターなんで、家にあるから買わなくていいと思ったのですが、これは刃が特殊なんです。

壁紙DIYで使うカッターの刃がクネっと曲がっているところ
こんな風にクネ~っと曲がる柔軟性があって、これを生かして地ベラにきっちり沿わせてカットできるって仕組みなんですね。

だから、刃をちょっと長めに出して使います。普通のカッターだと、この柔軟性のある刃の仕事はできないと思う。


これらが初心者の腕をカバーしてくれる(たぶん)道具たちです。
まぁ、壁紙やクッションフロアを貼る時にしか使わないので、ちょっとだけ、というなら代用品でもいいのかもしれません。

ではでは、この工具たちがどんな仕事をしてくれるのか、それも含めつつトイレの壁紙貼り替え、DIY初心者の初トライでの作業内容をご紹介していきます。

トイレDIY 壁紙を剥がす

壁紙なんて剥がし事ないから、どんな作業になるのか、あまり想像つかないですよね。

トイレの狭い空間といっても、初めての挑戦で勝手もわからず、壁紙を剥がすのに2時間以上かかってしまいました。

ベローンと大きく剥がせれば楽なんだろうけど、細かくしか剥がせないところもあるんです。

大きく剥がれるところはあまりなく、こまごまと剥がれるので大変

その都度、新たな取っ掛かりを探るのに時間がかかるんですよ。さすが素人、なかなか手間取りました。

ただ、コツを掴んでからは早かったので、改めてやれば1時間ほどでできるはず。だと思いたい。

壁紙を剥がす取っ掛かりの作り方

壁に密着しているので、取っ掛かりを探すのって結構大変で、ちょっと剥がれているところからスタートするとやりやすいのです。

下手にカッターとか入れてしまうと、土台を傷つけちゃうし、うまく剥がせない。

2時間かけて壁紙剥がしてるうちに、カッターとかスクレーバーとか使うより、効果的な方法に気付きました。

指の腹で端っこから丸めるようにした方が簡単に剥がせるんです。

壁に残った壁紙のとっかかりになりそうな部分を指でこすります。

剥がしにくいときは、壁紙の隅っこを指でこする

指がカサカサだと難しいけど、汗ばんでると効果的。
すると、端っこがこんな風にクルっとしてくるんです。

壁紙の隅っこを指でこすると、くるっと丸まって剥がしやすくなる

このくるりとなった部分を掴んでゆっくりとできるだけ大きな面積になるように、やや優しめに剥がしていくのがコツです。

ちなみに、同じ指ばかりでやってると、指先が痛いので、いろんな指でやってました。

溝に壁紙を残さない剥がし方

我が家の天井は、外周に溝があります。よく廻り縁というのが付いていたりするんだけど、たぶんこの溝でクロスのつなぎ目とか隠してるんでしょうね。

上に見えてるのが天井のクロスで、剥がしてるのが壁面です。

クロスを剥がすとき、天井と壁との境目の難関だった部分

この場合、クロスを剥がすとき、この溝部分に細く残っちゃうと、剥がすのが大変でした。溝が狭いから、女性の指先でも届きづらくて、男性ならかなり厳しいかと。まぁ、カッターとか道具使えばいいんでしょうけどね、下手に傷つけたくないし、指でがんばったので、ここが一番苦労したかも。

天井の隅っこの壁紙を剥がしにくい部分

で、それは避けなければ、ということで

壁紙を剥がすときに注意したところ

この写真のように、溝部分だけが細く残ってしまわないように、極力下から大きな面積で剥がしていくように気をつけたら、格段に効率アップしました。

この溝タイプでなければ関係ない話だけど、ここちょっと手間だったので一応記録しておきます。

トイレDIY 壁紙貼り替え前の補修~パテで埋める~

壁紙を剥がしたあとには、壁紙の裏というか、薄い紙が残った状態です。
全体をこのベースに合わせるように、補修していきます。

最初のスタート地点、ちと剥がしすぎちゃったところ。グレーの下地が見えちゃいました。

壁紙を剥がすときに失敗して余計に剥がれてしまったところ

ネジ穴はボコッと飛び出てます。

ネジを外したあとがポコっと飛び出している壁

こういうところはパテで平らになるように補修しておきます。

使ったのはこれ。壁の補修用パテです。白いホイップクリームみたいな質感で使いやすいです。

かべ紙を貼る前に使ったパテ

これとスクレーバーで凸凹を補修しました。

壁紙の凹みをパテで埋めたところ

ネジ穴をパテで埋めて平らにしたところ

出っ張ってるように見えるけど、手で触るとスムーズ。

ちょっとした段差でも、新しいクロスを貼ったらそのまま段差になっちゃうから、ここはちゃんとやっておくのがベスト。

おかげで貼ったあとも全然あとがわかりませんでした♪下準備って大事ですね、仕上がりがキレイだとやっぱり気持ちいい~♪

トイレDIY 壁紙を貼る

壁紙を剥がし、土台を整えたら、いろいろ迷って決めた壁紙を貼っていきます。

トイレの壁材選びはこちらでご紹介してます。

で、ホームセンターで生のりを貼ってもらった塗り壁風の白い壁紙を準備したので、これを貼っていきます。
クロスには上下があって、ホームセンターでこっちが上、って書いてくれてます。張り合わせるときに、上下逆だと柄合わせとかうまくないみたいです。

初なので、柄合わせの必要がない壁紙を選びました。

貼るのは90cm幅の壁紙4枚。トイレの両サイドの壁に貼ります。

端を合わせローラーでコロコロ

上下を確認して、上の部分を持ち、脚立に乗って壁の端にぴったりと合うように乗せていきます。
ホームセンターで1枚貼っただけの経験しかないので、実際に家の壁に、それもたった1人で貼るとなると、また緊張感が違います。しかも一旦広げたら時間との勝負。手早く正確に、が大事です。

緊張しながらも、慎重に起点となる端の線に壁紙を合わせていきます。

この端の線に合わせるのが大事なポイントになります。
端のラインがしっかり決まったら、ローラーで貼った壁紙の端と隣のクロスとの境目がなるべく目立たなくなるようにコロコロして圧着させます。

繋ぎ目が目立たないとその分美しい仕上がりに。

仕上がりの継ぎ目、こんな感じになったけど、どうでしょう。DIY初心者にしては上手くいったんじゃないかと自画自賛♪

柱のところもキレイに収まったと思う~!

柱に接する部分のクロスの貼り具合

繋ぎ目は、一番目立つところでこんな感じ。

クロスを貼った跡に一番目立つ境目の画像

クロスの繋ぎ目

ちょうど画像の真ん中あたりが繋ぎ目で、プロから見えればひどい仕上がりかもしれないけど、個人的には初めてでここまでできたことに大満足!

壁紙中央から撫で刷毛で空気を抜く

次に、壁の真ん中にブラシを当て、横に空気を抜くように貼り付けていきます。

NGなのは、斜めに動かすこと。壁紙って少し伸び縮みするので、斜めに動かしちゃうと形が崩れてゆがんでしまうんですね。

だから、まず端を決めたら、壁の高さの真ん中辺りを真横にフィットさせていきます。
その後に、その真ん中のところから上に向かって空気を抜きながら端から順番にブラシをかけていきます。

真ん中、上が終わったら、次は真ん中のラインから真下に向かって、空気を抜きながらブラシをかけていきます。図にするとこんな感じです。

クロスを貼ってからのブラシの動かし方

動かすのは横と縦だけ、斜めはNG、というのがポイント

隅をヘラで収める

DIY壁貼り替えで使うヘラ

全体の空気が抜けたら、隅をヘラで押さえていきます。
端をキレイにカットするためにもここが大事です。

ヘラの先端のカーブをしっかり壁に当てて、斜めにスライドさせていくことで、隅がくっきりします。

ヘラで隅をくっきりすると仕上がりがキレイ♪

地ベラとカッターでカットする

地ベラ

ヘラでしっかりと跡をつけたら、そこに地ベラを当てながら、カッターの刃を添わせてギリギリのラインでカットしていきます。

まず地ベラを隅にフィットするようにしっかりと押し込むように45度くらいの角度で当ててから、少し壁に沿う角度にして、そこからカッターの刃を添わせると、キレイに切れます。

丸くなっている角の方を進行方向に向けて、カットしたら、カッターの刃はそのままで地ベラをずらし、またカッターの刃を進める、というのを繰り返します。最後の方でやりにくくなったら、向きを変えてやりやすい方向で処理します。

地ベラを当てる方向を間違えると壁紙を破いてしまうことがあるので注意

空気が抜けないとき

空気が抜けない!なんてときは慌てずに、撫で刷毛でゆっくりと空気を追い出していきましょう。
糊が乾くと、少しのたるみとかはわからなくなります。

私もコロコロとかハケでいくらやってもちょっと浮いてしまうところがあったのですが、乾いたらちゃんとフィットしてました。糊で水分があるときは壁紙が伸びて、乾くと縮むという性質があるので、少しならなんとかなってくれるみたいです。

端っこが乾いて浮いてしまったとき

初心者なので、もたもたしてたら、ひとつの角が浮いてしまいました。
そんなときは、接着剤を塗るか、両面テープを使えばOKです。放置しておくと、そこからゴミやホコリが入って修正しにくくなってしまうので、気づいたらすぐに直しておきましょう。

トイレDIY 壁紙貼り替えで失敗したこと

壁紙を貼り始めてから気づいたのですが、トイレの奥に作り付けの吊戸棚があって、そこが難しい!どうやってやるんだろう。。。と暗中模索でやってしまいました。

四角い壁紙を四角いところに貼るのは楽だけど、こんな風に棚があるときってどうしたらいいのか。でも始めちゃったから貼るしかないってことで適当にやったら、見事に失敗しました~。

そもそも、貼る部分の幅より壁紙が20センチ以上大きいというのが失敗の元。便器があるから足場も悪いし、手も糊でベタベタ、汗だくで、そして大きすぎる壁紙。

棚が邪魔でどう処理していいのかわからず、アワアワ、モタモタ。(←これで1か所角が浮いちゃった)

でももう壁紙をしっかり広げて壁に当てちゃってるし、なんとかやり切るしかない!
壁紙の端を隣の壁紙に合わせて、位置を決めるのがやっとで、汗だくになりながらカッターでなんとなくカットしたら、切りすぎて壁紙が足りなくなっちゃって失敗。

角なので壁紙も浮いてて、このくらいで大丈夫かな、って目分量でてきとーにカットしたのが最大の失敗ポイント。

壁に貼り付けてみたら寸足らずで、結果継ぎ接ぎになっちゃいました(泣)かっこわるい~。

トイレの棚部分で失敗したクロス貼り

この経験を生かし、反対側の棚部分はうまくやろうと、次は壁紙は畳まれたまま幅を数センチ長めにカットしてから挑み、かなりやりやすくなったのに、なんとまた棚絡みでカットを失敗。。。アホだ。棚の出っ張り部分も先にカットしてからやれば良かったんだよね。

ということで、両サイド継ぎ接ぎになっちゃいました。しかもリペアもひどい(泣)

棚の反対側も同じ失敗をしてしまったクロス貼り

空中で壁紙を切るのはよしましょう。あらかじめ、寸法を測り、カットしておくのがベストです。(当たり前!)次のチャンスにはうまくできるかなぁ。

ここで学んだ教訓!学べてよかった!

  • 幅が長過ぎるときは、適宜カットしてから挑むべし
  • 棚など障害物があるときは、先にちゃんと測ってカットしておくのがベスト
  • 失敗しても、丁寧にリペアすれば目立たない(?)

今回は、トイレの手の届きにくい吊戸棚周りの失敗で、リペアもあんまり丁寧にできなかったけど、幸いなことに目立たないところで、日常生活で目につくことはないので良しとします♪

トイレDIY 壁紙貼り替え、両サイドは完了

こちらがBeforeで、

リフォーム前の我が家のトイレ

そして、両サイドのみ貼り替えたのがこちら。
白い壁⇒白い壁、なのでわかりにくいけど、塗り壁風の壁紙に貼り替えて、明るくなりました♪

床とクロスを貼り替えたあとの我が家のトイレ

いや、変わんないわ!って突っ込まれそうだけど、まだここから先があるのでもう少しお付き合いください。

ひとまず、しっかりと初心者らしい失敗ありのトイレDIY、壁紙の貼り替え、トイレの両サイドの壁が貼り終わりました。貼る作業はだいたい2時間。巾木取る&壁紙剥がす作業の方が大変だった。

トイレの吊戸棚の難関ポイントでは、かなり手こずりモタモタとして、糊が乾いてきちゃうというハプニングもあったりしたけど。

でも、1枚目を貼ったときから、2枚目、3枚目と段々に慣れてきたので、ほんといい経験になりました。失敗もできたし、少しは腕が上がったでしょう。これで洗面所の壁紙張替えも自信をもって挑めるかな。

ひとまず、すごい達成感!

でも、今回のトイレDIY、これで終わりじゃありません、最終章はこちらになります。

 

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