キッチンの棚って、なかなかぴったりサイズのものがないですよね。それなら自分の好みでDIYしちゃおう!ってことで、実際に作ってみたのでそのビフォーアフターをご紹介します。
キッチン棚のDIY ビフォーアフター
キッチン棚のDIYビフォー
まずはキッチン棚のビフォー画像から。
キッチンの後ろの棚、これまではスチールラックを使っていました。写真を撮り忘れたんだけど、あちこちものをぶら下げたりして便利でもあったんだけど、見た目がごちゃごちゃするし、両サイドから物が落ちたりして、リフォームを機会に一新することに。
ひとまずスチールラックは廃棄して、DIYで棚を作成するまでは、余ってた収納ケースを棚のように使うことにしました。そのときの様子がこちら。
棚の上にはオーブンレンジ。
棚の引き出し上2段分はケースを取り外してトースターを置いて、3段目の引き出しは引き出した状態で棚のように使ってました。
一時しのぎにしても変な格好ですけど。まぁ、そんなに使い勝手は悪くなかったけど、両サイドの空間がもったいないし、もう少し高さがあってもいい。
といった具合に使いながら、どんな棚をDIYすれば、より使い勝手がいいか考えてました。
キッチン棚のDIY アフター
そしてアフター。出来上がったのがこれ。
冷蔵庫横の設置スペースをしっかり確保しつつ、食器棚の奥行きに合わせて作成したので、大きくなったのに見た目がかなりスッキリ♪
オーブンの上にも物が置けるし、下の小さな棚2つは、レールで手前に引き出すことができるようにしました。レールを引き出すとこんな感じに。
キッチン棚の下は、掃除機のヘッドがちゃんと入るように、高さを調節しました。あと、棚の奥の配線が床にあるとこれもまた掃除の邪魔なので、フックに引っ掛けています。
キッチン棚DIYで使用した木材
見た目をきれいにしたかったので、材料にはパイン集成材を使用。
今回は、精度高く作りたかったので、カットは全部ホームセンターでお願いしました。あとはこれを棚の形に組んでいくだけです。
キッチン棚DIY 組み立て手順
組み立て途中の写真がないのですが、
- 両サイドを支える板に、天板となる板を乗せ、まずは大きなコの字型に組む
- 中段の棚を取り付ける
- Tの字になるように、中段下に板を取り付け
- Tの字の板をサイドの板にスライドレールで棚をふたつ取り付け
- やすりがけ
- ニス塗装
といった手順で作りました。
仕上げはつや消しニスを丁寧に重ね塗りしたので、水拭きもOKなんです。
キッチン棚のゴミ箱収納
中段にTの字で縦に取り付けた板は、中段の板の反り止めでもあり、ゴミ箱を収納する仕切りでもあります。ゴミ箱の上にも、しっかりフタが開けられる高さが確保してます。
ゴミ箱にキャスターが付いているので、掃除のときなどもサッと引き出せてラクラクです。
キッチン棚DIY スライドレールで可動式が便利
我が家では毎日電気圧力鍋でご飯を炊いているのですが、とっても軽量コンパクトなのでサッと小鍋のように持ち上げられるので、最下段へ。炊飯したら、中身の釜だけ棚の上に置きます。
毎日タイマーをセットして炊飯するのですが、操作時は棚を手前に引き、操作が終わったら棚を戻します。
トースターもオーブンも、設置の際に指定されているスペースをしっかり守ってます。
トースターとかオーブンって、結構設置スペースとして周りに空間を確保しないといけないんですよね。これは防火のためにも大事なところなので、注意したいところ。
キッチン棚のDIY プラスアルファの工夫
キッチン棚を作るときに、横幅はかなりゆとりがあったので、このように端材で小さな棚を取り付けました。サイド外側からビス止めしています。
ここに、普段よく使うラップやビニールといったアイテムを置いて、その下のフックには鍋つかみをかけてます。オーブンの設置スペースは確保したうえでゆとりがあればこういったプラスアルファも可能です。
キッチンの棚上は、電気圧力鍋から取り出した釜などを置くスペースに。ティッシュは背面がマグネットで冷蔵庫にくっつけています。
食器棚の中もかなり不要なものを捨てたので、あとは食器棚の空いたスペースに納めて全体がすっきりして快適になりました。ほんと、物を捨てるって大事ですね。
キッチン棚 DIYでかかった費用
今回は、パイン集成材を使用したので、少し費用が高めでした。
パイン集成材&カット料 15,392円(税込)
スライドレール2セット 3,036円(税込)
の合計18,428円。10,000円くらいで作りたかったけど、材料選んだんから仕方がない。
我が家の近所のホームセンターでは販売していないのですが、「ムクボード」など大きなサイズのいい木材を入手できるのであれば、グンとお安く作成できるでしょう。
ラワン合板など使って塗装するといった方法もありますね。
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