キッチンのシンク下、DIYで観音開きの収納から引き出し式に改造しました。シンク下収納がスライドするだけでこんなに便利になるなんて♪
キッチンのシンク下って、ごちゃごちゃしがちですよね。今まで、100均やら無印やらのグッズを買い込み、どれだけ整理しようとトライしてきたことか。
でもやっぱり、奥行きのあるスペース、そして配管とか排水栓とかごちゃごちゃしたスペースって上手に使いこなすのが難しい。

そこで、今回は思い切ってキッチンのシンク下収納を、まるっと引き出し式収納に変えました。
キッチンだって、そもそも土台は木で作ってあるから、DIYもできちゃうんですよね。
ただ、薄いベニヤなんかで仕上げてあるところもあるからその辺りをしっかりチェックすれば強度も出せるはず。
キッチンシンク下の収納 観音開きから引き出しにできるのか?

我が家のキッチン下収納は、こんな風に観音開きの扉が付いてるタイプ。
写真取る前に扉外しちゃったからズレてます。もう20年以上も使ってるから、この扉も下の方はめくれ上がってボロボロ。
取り外して、Beforeの写真を取れば良かったのに、もう先に中身を全部出してしまった。思い立ったら突き進むタイプなもので。で、空っぽになったキッチンのシンク下がこんな風になってます。

真ん中にドーンとある排水栓がなかなかの存在感を放っています。奥には給水栓、お湯とお水の2本。これは、割と奥の方にあるから、それほど邪魔にはならなそうです。
これらの障害物を回避しつつ、スペースを有効に使うためにはどうすればいいか。
考えた末に、排水栓の左右のスペースを分割して引き出しにしたらどうかと思いつきました。
でも、枠組みをしっかり作らないと、引き出したときに枠ごと動いたりズレたりするようでは困るわけで。どこにどう固定すればいいのか、めちゃくちゃ考えました。
空っぽのシンク下とにらめっこしながら、ここはこうして、あそこはあ~して、と。立体物を考えるのが不得意な脳みそで、なんとか練りに練って寸法を考え、板の厚みなんかも検討しながら、材料と寸法を決定。ここの試行錯誤にはかなり時間がかかりました。
結果、仕上がりはこんなふうにちゃんと引き出しになりました♪(まだ無塗装ですが)

では、今回のキッチンシンク下収納を観音開きから引き出し式にDIYする様子、ここからは詳しく紹介していきます。
キッチンシンク下収納に引き出しを取り付けるための枠づくり
カットはホームセンターにおまかせ
まずは引き出しの枠を作ることに専念しました。
慣れた人なら、枠も引き出しも一気に考えられるんだろうけど、私は無理なので、枠をしっかり作ってから、引き出しの寸法を考えることにしました。これ、正解でした。
寸法に間違いないか、何度も確認していざホームセンターへ。
今回は私にしては大規模リフォームなので、失敗したら痛い。だから、カットは全面的にホームセンターでお願いしました。枠が歪めば引き出しのレールも歪み、取り付け不可ってなったら笑えませんから。
枠用として、ホームセンターで購入したのは以下の材料です。
- 針葉樹合板(1820mm×910mm×12mm)2枚
- ラワンランバーコア(1820mm×910mm×15mm)1枚
ラワンランバーコアは一部厚みが必要な部分があったので、そこに使う分がちょっとだけなんだけど、あとで使うと思ったのでひとまず1枚購入。
寸法通りにカットした材料を組んだのに失敗?
めちゃめちゃ慎重に寸法取りしたはずなのに、カットしてもらった材料を試し置きしたら、1枚の板がなんと1mmくらいの誤差で入らない。。。
でも、端材の中にちょうどいいサイズ感のを見つけたので、それで代用。なんとかかんとかつなぎ合わせ、排水栓を回避した2つの枠ができました。


排水栓の左側の枠の上の板はこの画像では見えませんが、奥行き短めの端材を取り付けています。すべて、内側からL字金具で固定しました。
排水栓側の板は固定できないけど、壁側と下の方でしっかり固定しているので、グラグラ感もありません。引き出し付けても十分対応できそうです。
キッチンシンク下収納の引き出し用のスライドレール取り付け
さて、枠が出来たので、次は肝心の引き出し作りへ進みます。
引き出し用のスライドレールは、鍋とか重量感もあるから、ちょっとコストはかかるけど頑丈なタイプを選びました。
このスライドレールは、引き出しの取り外しもOK。
近くのホームセンターでは1セット1,880円だった。なかなか高価な部品。なので失敗したら痛い。
スライドレールをキッチン下収納に作った枠に合わせ、引き出しの寸法を決めていきます。
スライドレールの下に5~6mmの板を置いて、全部が同じ高さになるように調節しながら取り付けます。これがまた、しっかり測らないとズレたら失敗するので慎重に。
ひとまず、下側の引き出し2つ分のスライドレールを取り付けました。

あとは、ここに取り付ける引き出しの寸法を測って、いよいよ引き出しを作成します。
キッチンシンク下収納の引き出し作り
引き出し用の材料はパーツが細かくてホームセンターにお手間を掛けてしまいましたが、きれいにカットしてもらえたので組むのは簡単。
L字の金具とクランプを使ってネジ止めしていきます。

私の場合は数々の失敗で学んでいるので、今回はボンドを使ってません。強度を出すにはボンドが必要なのですが、修正は難しくなります。やりなおしが効かないのは、素人DIYには厳しいのです。

今回はぴったり。カットが正確だと組み立てが楽しいだけでなく、仕上がりも美しくなると、改めて実感しました。
今回は、正方形の枠を作り、底にベニヤをはめます。工具や腕あれば、この正方形の枠の底側に溝を彫り、底板をはめ込む方法が強度的にも好ましいのですが、どちらもないので、ひとまずこれでやってみて強度が足りなかったら考えることにしました。
直角を確認。

底板を取り付けます。ぴったり角も合って気持ちいい。

あ、割れた。

下穴開けてからねじ止めしたのですが、下穴が小さすぎたかも。合板ってこんなことになりやすい。厚みがあって特に問題なさそうなのでこのまま。
次に、引き出し本体にレールを取り付けます。下に板を敷いて、少し浮かせるようにして場所を決めるのにちょっと四苦八苦しました。特に右端の引き出しは、すぐ横に壁があるため、印付けで非常に手こずりました。

両面テープなども駆使して工夫してみたのですが、合板とレール部品が全然接着できずに意味がありませんでした。両面テープ使うなら、厚みのある強力タイプじゃないと無理かと。結局は鉛筆で印付けしました。
苦労して位置決めしたものの、合わせてみたら、完成した引き出しの横幅が1mmほど足りず。それでも、スライドレールをはめてみたら、動きもスムーズで問題ありませんでした。数ミリの誤差ならなんとかなるようです。良かった。
キッチンシンク下収納引き出しの前板作り
引き出しが完成したので、次に引き出しの手前にくる前板部分を作っていきます。材料は、引き出しの枠部分に使ったラワンランバーコア材の残りから自分で切り出すことにしました。
我が家にはジグソーと普通ののこぎりしかありません。最初はジグソーで切ってみたのですが、ガイドを当てても微妙に曲がっていくので、2枚目は手ノコでカットしました。
引き出し収納の前板を取り付けるのは難しい
引き出し収納の前板は、外枠との兼ね合いもあるし、引き出しとの位置関係もあるし、合わせるのが難しかったです。1枚めは割と楽だったけど、2枚目は1枚目ときれいに並べないといけないという課題が加わって、さらにハードルが上がります。
どうしたもんかと考えた末に、強力タイプの両面テープを用意したのですが、うまく貼りつかない。このグレーのテープ、外でも使える超強力両面テープなのですが。

板だけ押さえ込んでも、接着するには力が弱すぎるみたいです。クランプも前板の幅も上も広いから押さえられないし。
と、ここで気づきました。引き出しが引っ込んだ状態でやろうとしてるから大変なんだと。奥にペットボトルを置いて、引き出しが出っ張ったままになるようにしてみました。

引き出しを手前でぐっと押せるようにしたら解決。裏からもしっかり押さえられることで両面テープもしっかりくっついて、楽に取り付けできました。
必要は発明の母ですね。この強力&厚みありの両面テープは、DIYのいろんな場面で役立ちます。
このように、試行錯誤しつつなんとか完成しました。この前板の上の、白い化粧板の部分は、前は扉で隠れていた部分です。あとでここも何かしらでカバーしなければ。

開け締めもスムーズで、両側の板もほぼほぼ揃いました。

試しにこれまでシンク下に収まっていたものを入れてみました。

やっぱり引き出しだと奥のものが取り出しやすいし便利です。真ん中の排水パイプ部分には、洗剤を置いて有効活用できるのもいい。

右側の引き出しは、以前に使っていた棚がぴったりフィットで、大きな鍋も2段置きできたりする。上の段に小さな鍋を置けば、上にもうひとつ小引き出しとか設置しても良さそうです。もしくは、引き出し用の枠の内部に突っ張り棒を設置して、鍋フタとかおけるスペースにしてもいいかと。

フライパンはあとで仕切りラックを入れて、立てて収納できるようにします。

スライドレールの耐荷重は25kgだから、お米2袋以上置けるわけで、かなりの収納力になるはず。
包丁は、これまで収納扉の裏側の包丁ポケットに収納してたんだけど、この引き出し塗装後にマグネットを取り付けて、そこにピタピタとくっつけて納める予定です。
引き出しの奥は、給水管の右サイドに少し空間があるから、普段使わないけどたま~に使うものとか、置くこともできます。これでスッキリしました。
使い勝手の悪い収納を自分好みに変えられるのは、DIYの魅力ですね。
狭くて使いにくかった階段下収納のDIYも紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。

キッチンシンク下収納を引き出し式にリフォームした費用
ここまでのリフォームでかかった費用は
- 針葉樹合板(1820×910×12mm) 4枚⇒4,372円
- ラワンランバーコア(1820×910×15mm)1枚⇒3,580円
- ホームセンターのカット代 1,080円
- スライドレール 2セット⇒3,760円
- L字金具 1,306円
以上で、14,098円でした。ホームセンターで2回に分けて購入、カットしてもらったから、針葉樹合板がちょっと多めになってますね。
成功してよかった。
ここから塗装したのですが、ちょっと失敗しました。。。その失敗を含めた様子は以下の記事で紹介しています。

そして、使い勝手を良くするためのカスタマイズも。

さらにキッチンカウンターなどもDIYが進みます。





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