ロスナイ撤去で穴はどうする?クロスの張り替えついでに穴埋め処理

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我が家を新築したとき、ロスナイが流行ってたらしく、当時の担当者に勧められてリビングに取り付けてました。

でも、リビングにはキッチンの換気扇もあり、特に需要がなく、ほぼ使わないままにホコリをかぶるだけのものと化していたんです。

この左上に写っているのが全然使われていなかったロスナイ。

今回のリビングリフォームで壁紙を張り替えるにあたって、このロスナイを撤去したいなぁと思ったんですよね。

でも、いろいろ調べてもロスナイを撤去した後の穴の埋め方とか、情報がみつけられなくて、どうしようか迷ってました。エアコンならその穴を塞ぐキャップ的なものがあったりするんだけど。何しろ穴がふたつもあるんだものね。悩ましい。

取り外すと、ぽっかりと外に通じる直径20センチほどの穴がふたつ。家の壁を貫通しているこの穴をどうするか。

要は間に断熱材的なものを入れて、しっかりとフタをすればいいわけですよね。

ホームセンターへ行ってみたら、断熱材はいくつか種類がありまして。

  • 発泡スチロール
  • グラスウール
  • 発泡ウレタン
  • スタイロフォーム

といったラインが売られてました。

発泡スチロールはちょっと頼りない気がするし、丸い穴にフィットさせるようにカットするのも難しそう。

グラスウールは、ふわふわの綿状のもので、薄いお布団を穴に詰め込むような感じで使うんだけど、これは1ロール400円くらいでとっても安い。綿状のを詰めるだけだから簡単そう。

ウレタンフォームはスプレーすると泡状で出てきて、その泡状のもので穴を塞ぐと固まるってことでこれは良さそう。ただ、ちょっとお値段がお高い。スプレー1本で2,000円弱。

スタイロフォームは発泡スチロールをグンと頑丈にしたようなもので、これも安くていいんだけど、1820×910mmとか、大きなサイズでしか売ってなかった。小さな穴ふたつ塞ぐだけならそんなにいらない。通販なら小さいサイズもあるみたいだけど急ぐから無理。

これらの材料を比較して、グラスウールを選びました。

 

詰めるものは決まったけど、フタってどうするんだろう。ってことで、ホームセンターの人に効いてみたら、石膏ボードで塞ぐといいと言われたけど、スタイロフォームと同じでこれも小さいサイズのものがなくて却下。

そしたら、穴を塞ぐためのシール状のものもあると教えてくれました。

それがこの「リペア・プレート」。壁の穴を補修するためのものですね。

サイズも小さいものから数種類ありました。

クロスを張る前に断熱材を入れて、その上にリペア・プレートを貼って、パテ処理すればOKとのこと。

これで、穴を埋める方法が決まりました。

ロスナイを撤去したあとの穴にこのグラスウールを詰めます。建物の内側にする面というのがあるので、それが内側にくるようにして詰め込みました。

そして、その上にリペア・プレートをペタっと。

穴がふたつともこれで無事ふさがりました。


ここでグラスウールが壁面より出てるとクロス貼ったときに出っ張ってしまうから、しっかり平面になるように仕上げます。

そしてパテ埋めで平にならせば穴埋め完了!

これですっきりロスナイの撤去が完了しました。

外側は、グラスウールを詰めたまま、上からロスナイで設置されていたカバーを被せました。

ロスナイの穴を塞いだあとの排気口

ただ、我が家の場合じゃ外側の穴がサンルームの中なので、雨漏りなどの心配がありません。実際、この処置をしてから1年半経過したけど、特に問題は発生していません。ロスナイの穴を塞いだあとの排気口

通常は雨水などの侵入の心配があるはずなので、何かしらの土台となるものをはめ込み、パテ埋めや塗装でカバーする必要があるでしょう。

外壁は、雨漏りなど深刻な事態になることもあるので、専門知識をもった方に相談することをおすすめします。

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