洗面所のDIY、どこからどこまで自分でできるか、悩みどころですよね。
洗面所のリフォーム、私のかねてからの念願でした。恥ずかしながら、洗面台の陶器製のボールに何年も前からヒビが入っていて、水漏れはないものの、いつになったら業者に頼もうか、と時期を待っていたんです。
でも、そうこうしているうちに、なんとなく「自分でやれるんじゃないか」なんて思ってきちゃいました。
ただ、なにぶんにも私は経験のないDIY初心者で、洗面所、しかも洗面台の交換と言うと、サクッと調べただけでも、かなり障壁が高そうだということがわかりました。
そこで、まずそもそも素人に洗面所DIYなんてできるのか、素人がどこまでできるのか、徹底的に調べまくりました。
で、最終的に私でも全部(?)やれる!と判断して、不安に思うことはさらに調べまくり、わりと明確な自信を持って挑むことができました。(←ほんとか?)
こちらでは、DIY初心者の私が、洗面所DIYをまるごと自分でやろうと決めた、そこに至るまでに調べまくって不安に思ったこと、そうした不安材料をどうやって解消していったかなどについてご紹介します。
洗面所のまるごとリフォームするのなら、綿密な計画と準備が必要です。
これから、洗面所のリフォームをしたいけど、自分でどこまでやれるかと迷っている方の参考になれば嬉しいです。
洗面所DIYのリフォームはDIY初心者でもできるのか?
洗面所DIYといっても、どこの部分をやるかによってもかなりの違いがありますが、今回私が挑んだのは、洗面所のまるごとリフォームです。
洗面所の
- 洗面台交換
- 床の貼り替え
- 壁の貼り替え
- 棚の設置
のおおまかに4つのリフォームです。
洗面台の設置はDIY初心者でもできる?
結論から言えば、やればできます。電気の配線みたいに、免許が必要ってこともないです。ただ当然ですが不安材料もありました。
- 給排水の接続が素人の私にできるのか
- 水漏れの危険性
この2つが知識のない私には最大の不安材料でした。
ご覧の通り、交換する洗面台の下の給水管が錆びてます。これ、この機会に交換するべきでしょう。左がお湯で右が水なんだけど、右側の給水管がすごい錆びてます。
で、私にとってはここがすごい難問でした。
というのも、洗面台交換を紹介する動画はいくらでもあるのに、なぜか洗面台交換の際の給水管交換にフォーカスした動画ってない?見つけられなかったんです。これって、みんな業者さんに頼んでるってこと?やっぱり素人には無理?とどんどん不安になりました。
でもよくよく調べたら、これ、給水管じゃなくて「止水栓」というのが一般的みたいですね。だからなかったのか?と思って調べ直しても、やっぱりあんまりない。
こういうところに触って怖いのは水漏れで、給水管から水漏れするのは、接続に不備があるからで、ということはその給排水の配管部分の構造や設置方法などちゃんと知っておかないとヤバいわけですよね。もちろん私も旦那もそんな知識は1ミリもありません。
で、悩みながらいろいろ動画やブログなど探しているうちに、給水管の交換はシールテープを巻いて取り付けるだけ、といったこともわかってきました。シールテープの巻き方は、YouTubeでいろんな方の動画を見まくって、何度もイメトレして、頭の中で巻けるようになりました。イメトレは大事。
こうやって同じ目線で確認できる動画を参考にするのが◯。こちらの動画は2分弱でシンプルにシールテープの巻き方がわかります。大変参考になりましたm(_ _)m
シールテープを何回巻くか、というのは調べる中でいろいろとありました。8回だとか、10回以上とか、そしてホームセンターで水道管に詳しい人に聞いたら2回半くらいでいいと。で、最終的には2回半にしてみました。これは自己責任で!
あとは、無理に回したりして水道管を壊さないようにするっていうアドバイスもあったりして、これが怖い。錆びてたりすると金属だって脆いでしょうから。ここは気をつけるしかないのですが。
次の不安材料は、我が家の配管にぴったりと合う給水管が入手できるか。実物を持っていって、これと同じの下さい!といえば簡単なんだろうけど、この給水管を外すには家の給水を止めないといけないし、この時点では外してしまって元に戻せる自信も全くありません。
ひとまず真っ直ぐな給水管で、長さだけは測れるから、その情報を元に給水管を扱っている通販サイトなどを調べたら、どうやら選択肢はあまりないということがわかりました。
そこでこの部材がしっかりわかるように写真をとって、ホームセンターの水道管に詳しい人に聞いてみました。そしたら、間違えようのない部材だということがわかり、購入できました。ホームセンターの人がとっても親切な方で助かりました~^^
っていうか、ここかなり悩んでたから、最初から写真見せて相談しときゃ良かったわ。
排水管については、洗面台に付属してる排水パイプを排水口に入れてカバーをすればいいんだけど、排水パイプの長さや自宅の排水口の穴の位置によっては長さが足りなかったりすることもあるみたい。
私が選んだ洗面台の公式ページでチェックしたら、「排水オプションが必要なケース」というのが掲載されていて、そこでじっくりと確認してオプションが必要なことがわかりました。これで給排水の接続に関する私の不安は解消しました。
あとは水漏れですが、シールテープを巻いて正しくクルクルすれば大丈夫でしょう。
そして万が一ダメなら、元水道屋勤務のおじいちゃんに見てもらう!
え?元水道屋?じゃ、最初からおじいちゃんに頼めよ!ってとこなんだけど(笑)もうね、すっかり自分でやりたいモードになっちゃってるんですよ。
なにごともやってみなきゃわからないしね。
悩みに悩んだ最大の難関ポイントだったけど、事前の悩みはこうしてなんとかクリアできました。いや、ここほんとに悩ましかったんです。いろいろわかってスッキリして取り組めます。
そして、これらの事前の悩みやら不安を経て、実際に洗面台&止水栓の交換をした様子はこちらです。
洗面所DIY 床の貼り替えは初心者でもできる?
トイレDIYで床の貼り替えをしたので、洗面所だって当然できるでしょ!と思うのですが、ここにも不安材料はありました。
- 風呂出入り口部分の床板の傷み
- 床下点検口のフタ部分の貼り替え
- トイレでトラウマの巾木をどうするか
この3つの不安ポイントでした。
そして事前準備から貼り替え完了まではこちらでご紹介しています。
洗面所DIY 壁の貼り替え 初心者の難関ポイントは?
洗面の壁紙貼り替えでは
- 洗濯機用の蛇口
- 洗面台用の壁面のコンセント
- 寒冷地の場合は水抜き栓
といったものが障害物となります。
平面に貼るのは簡単なんだけど、こういった障害となるもをいかにうまくクリアできるか、これが課題になります。
で、クロスを買ったときにホームセンターで質問したら、できればそういった障害物がクロスの繋ぎ目位置にくるといいとアドバイスをもらいました。たしかに、壁紙のど真ん中に穴を開けるより、端っこにあった方が処理しやすいです。
では、これらを踏まえて、実際の壁紙貼り替えはどのようになったのか、こちらでご紹介しています。
洗面所DIY 初心者でも簡単に取り付けるられる棚は?
洗面所って、洗濯機と洗面台があって、その他に洗面所で使うものたちがいろいろありますよね。
その収納って結構困ることないですか。
我が家の洗面所はめちゃくちゃ狭いので、収納ってかなり重要です。
これまでは洗濯機の上に物を置くために、スチールラックを設置して、洗濯機の上の空間を活用してました。でも、これって足元が結構邪魔。そのスチールラックの足がなければ、隙間収納棚とか置けるのに。足があるために、洗剤なんかは床に直接置いてて、ごちゃごちゃ感がすごいです。
でも、今回洗面所を一回空っぽにして、床とクロスを全具貼り替えて、洗面台もリニューアルするのだから、この機会に棚を設置してしまえば、隙間収納だって夢じゃない!ということに気づいたわけです。
で、棚作りについてはこちらでご紹介しています。
洗面所DIYとタイムスケジュール
洗面台DIYをするにあたって、あれこれ本気で悩んだ期間は約1ヶ月。
ここまで頭を整理するにもあれこれ悩みながら進んできました。でも、急ぐわけでもないし、しっかり事前準備したこともあってあまり不安もなくトライできました。
で、実際に取り掛かるにあたっての日程など考えてみたら、これもまたいろいろと考慮することがありました。
- 給水・給湯を止めるので床、壁、洗面台設置までを1日でやる
- クロスの糊付けをしてもらう
というのが課題です。
クロスの糊付けは、近くのホームセンターでやってもらえるけど、10:00~18:00までの受付。糊付けしたら24時間以内に貼ってくださいねってことなので、できれば前日の夕方に買ってきて、当日中に貼りたい。
水道を止めるので、
- 洗面台取り外し
- 洗濯機取り外し
- 床剥がし
- 壁紙剥がし
- 接着剤はがし
- パテ埋め
- 床貼り
- 壁貼り
- 洗面台設置
- 給排水接続
- 洗濯機設置
と、ここまでできれば1日で完了させたいわけです。(我が家は寒冷地なので、給水は洗面所のみストップ、給湯は全面ストップということができるので、トイレや手洗いはできる。)
この1日の工程を、DIY初心者の私とぶきっちょさんの旦那とでするためには、とにかく前準備がものすごく大事になってくるわけですよね。
ひとまずホームセンターには事前に壁紙を指定して糊付けの予約を入れ、前日の夕方に取りに行くことにしました。壁紙貼らないと、洗面台付けられませんからね~。
で、床剥がしと壁紙剥がしは、できる範囲で剥がしておき、パテ埋めもしておきました。当日最小限の作業量で済むように。
あとは、当日は買い出しなど発生しないように、準備を整えて挑むだけ!
洗面台の交換も自分でなんとかできそうだし、床や壁の貼り替えはトイレで体験済み。
あとは実践あるのみ、当日は旦那の力も借りて、2人でがんばるぞ~。
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