洗面所DIY、壁と床の貼り替え、そして洗面台の交換も無事終わり、あとは棚の設置だけ。
洗面所の棚といえば、タオルなどの割と軽いものを置くスペース。我が家の洗面所は狭いので、いかにスッキリと棚を設置できるかが課題です。
洗面所のリフォーム前は、洗濯機の上部分をカバーするように、スチールラックを設置してました。おしゃれ感ゼロ、いや、マイナスのBefore画像、お恥ずかしい。
これ、見ての通りごちゃごちゃだし、どうも不安定だし、足が邪魔で隙間収納も置けなくて、足元に置いた洗剤たち。ずっとなんとかしたいと思ってました。
そこで、今回は足元スッキリが大きなテーマ(上もね!)となります。
洗面所DIYの棚作り 棚の種類はどんなのがある?
洗面所DIYで棚を作った方の画像を探してみると、
- ディアウォール
- 可動式棚
のふたつの棚が多かったです。圧倒的に多かったのはディアウォールとかラブリコなどを使った棚でした。
やはり賃貸などで壁に釘が打てない場合はこうした突っ張り棒的なものが便利ですよね。
ただ、足元スッキリというテーマを考えると、ちょっと気が進まないような。
で、我が家では、最初ごくシンプルに棚が設置できる可動式棚を検討しました。
レールを壁に取り付けて、そこに板を取り付けたパーツをはめていくというシンプル構造の棚、お店なんかでもよく使われてますよね。この縦に取り付けてあるパーツを2本壁に設置すれば、好きなように棚を設置できる!これは便利。
これ、低コストで棚の高さも変えられて機能性もあり、そして何よりシンプルなのがいいなぁ、と。
洗面所なので棚に置くのは比較的軽いものが多いし、これで十分じゃないかな。
材料もホームセンターなんかで簡単に入手できるし、これを採用する気満々だったんですけどね、下地探しで挫折してしまい、残念ながら廃案となりました。
というのも、棚を取り付けしたい壁面に下地センサーを当てても、電線があったり配管があったりするのか、全然正常にセンサーが働かず、どこに当ててもビービービービー。何度も何度もスタート地点を変えてトライしてみたのですが、結果は同じ。とうとう下地探しを諦めました。
プロの方ってこういう場合どうしているんですかね。図面見ればわかるのかな。音でわかるのかな。良かったら誰か教えて下さいm(_ _)m
ま、そういうわけで、ド素人の私にはディアウォール的なもので設置するという選択肢が残りました。洗濯機の奥に柱を立てれば、隙間収納なども手前で十分使えそうだし。これまでのスチールラックに比べれば格段にスッキリするはず。
最初の希望だった可動式棚に比べるとスッキリ感で劣るけど、木の風合いが洗面所のポイントになるっていうのも悪くないな、と考えたらちょっと楽しくなってきたぞ。
洗面所DIYの棚作り ラブリコのアイアンパーツを採用
洗面所の棚をディアウォール的なもので作ることに決めたら、次はどのアジャスターを使うか、という選択です。DIYも選択肢がいろいろあるから、一歩進むと迷いますね。
プラスチックのアジャスターもありましたが、このアイアンのを見つけて即採用。LABRICO(ラブリコ)のアイアンアジャスターです。
白と黒があって、白い壁のアクセントにしたかったので黒を選びました。
柱の上にこのパーツをネジ止めして、右側のパッドを柱の底面に貼り付けて突っ張らせます。ネジ止めするときは、下穴を開けるとスムーズ。
こういったアジャスターはツーバイ材に取り付けて突っ張るだけなので、超簡単に棚の柱部分ができちゃうから楽、しかも、その木材に釘を打ったり、フックとかカゴなんかを取り付けたり、気軽にできちゃうのも大きなメリットですよね。
洗面所DIYの棚作り 木材は何にする?
床から天井までの寸法からパーツの長さを引いて木材を用意します。
我が家のそばにある大きなホームセンターでツーバイ材を探したら、SPFと杉、塗装したものなどがありました。今回のアジャスターには杉とSPFだったら、SPF材のほうがいいとのこと。杉は柔らかいのだそうです。確かに杉って軽くて柔らかい感じします。ということでSPF材を選びました。
ツーバイ材は安くていいのですが、実際に見てみると、
- 節
- ヤニ
- 欠け
- 割れ
- 反り
などといったものがほとんどで、たった2本選ぶだけなのに、なかなか難しかったです。いくらか長さを切るので、端っこの方なら問題ないんですけどね。店員さんに一緒に見てもらいながら、良さそうなのをチョイスしました。次は自分で見れるかな。
ホームセンターでカットしてもらいました。このシステムありがたい♪
洗面所DIYの棚作り 柱の塗装ってしないとダメ?
私は個人的に無垢の木の感じが大好きなので、塗装はできればしたくないんだけど、ということを前提に、ホームセンターで相談してみました。
そしたら、洗面所は湿気が多いので、カビなどの心配もあるから、やはり何かは塗ったほうがいいとおすすめされました。
塗料のコーナーを1人で見ていても、これがまた種類が多すぎて、どれが何やらよくわかりません。ひとまず店員さんに聞いて、オイルステインか、ワックス系のものから選ぶことに。
ちょっとこの当たりは長くなりそうだからまた別でご紹介しますね。
使い古した柱っぽさを出したかったので、傷つけて古材っぽくするっていうのを試してみました。
古材は高いけど、自分でも割と楽しくこんな演出ができるんですね。好きな風合いになって、嬉しいし、楽しい♪
好きなもので家を飾っていくって、なんとも言えない心地よさがあるんですね~。なんだか柱に傷つけて色つけただけなんだけど、DIYの楽しさに震えちゃいます。
塗料についてはこちらで詳しく書きました。
洗面所DIYの棚作り 立体で想像するって難しい
女性は立体で考えるのが不得手な生き物と言われていますが、私も例にもれず、立体で考えるのがあまり得意じゃありません。
よくDIYの動画とか見てると、サラサラっと図面を書いて、それを形にしてるけど、私も経験を重ねればあんなことができるようになるのだろうか。
私は手で書いても、実際にやってみると「あれ?」ってなるタイプです。いまのところ。
なので、塗装した柱だけ、まずは設置してみました。
つっぱる棒の部分に、穴が空いているので、そこにドライバーを挿して、テコの要領で回します。このとき、ドライバーで壁を傷つけないように~。付け方は超簡単。
だけど、こういう隅っこの場合、ドライバーでは無理だったりする。
このときは、六角レンチでできました。L字になった硬い棒があればそれで大丈夫。
柱だけでも、やっぱり想像してたのと、実際に付けてみるとでは違いました。
よし、これならどういう棚をつければいいか、やっとイメージできます。3本の柱を立てて、L字の棚にしようかと考えたけど、結局短い方の手前の柱をやめました。
で、棚をつけるための1×4をこれもまたラブリコのアイアンを使用してます。
棚は桐集成材を使用しました。軽くて加工がしやすそうです。棚の荷重のことも考えてできるだけ軽いものを選びました。
柱にかかる部分を手ノコでカットして、
そして柱と同じくビンテージワックスで塗装。タオルなどを置くので、念入りに拭きました。
1×4の棚受けにボンドを塗って、棚をネジ打ちして、やっと1段棚が付いた~♪
同じ要領であと2段ほど設置する予定。あと、洗面台のサイドにもこんなの取り付けました。
この板もラブリコのパーツを使って取り付けてます。ナゲシレール ブラケットは、壁と板にそれぞれのパーツを取り付けて、引っ掛けるようにして壁掛けできるの。板を上にスライドさせると、簡単に取り外せます。この板にフックとか取り付けて、タオルをかけたりする予定。
試しにひとつ板だけ付けてみたらいい感じだからもひとつ付けよう♪
ちなみに、この板にはフックなど付けます。フックはちょっとごつめのこんなのを考えてます。ツールダブルフックL型って、これは工具なんかを掛けたりするのに使うパーツですね。
好みに合ったパーツを探すのは大変だけど、コレ!っていうのを見つけたときの楽しさったらありません♪
さて、ひとつ棚を付けて様子がわかったのであと2段、同じ要領で取り付けました。ただ、棚受けのパーツはラブリコのだと高いので、八幡ねじの2×4金具っていうのを買ってみました。ラブリコのは2個で1,000円位、こちらは4個で1,500円位です。安い分、ねじが別売りですけど。
洗面台脇の壁にも板をもう一枚設置して、フックも付けたけど、ちょっとしたカゴなんかも付けたいな。フックはタオル掛けとして使います。
グリーンはセリアで買った小さな木箱に、これも100均で買ったフェイクグリーンをはめ込んでボンドでくっつけました。
棚は考えながら作ったので随分時間がかかってしまったけど、満足のいく仕上がりになりました。自分で作ってると、改良もしやすいのもメリットですね♪
後日、すきま収納も作りました。これはかなり苦戦した~。
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